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11月の荒島岳
降雪直前を歩く
雪の降る前に登りたいと考えていたが、行事が多くて26日になってしまった。幸い雪の訪れが遅く、気温も暖かい中で登って来ました。ブナの森は晩秋のたたずまいで静かな山歩きでした。私は静かな山歩きはあまり好きではなく、やはり人のお笑顔と話し声が聞こえる方が好きです。日が短くなった晩秋のブナの森、枝に葉も無いが、その分森は明るい、登山道には葉が落ちて茶色で埋まっている。あまり踏まれていない葉を踏みしめ、カサカサと音を立てて歩くと嬉しくなる。秋は鳥の鳴き声もほとんど無いことに気がつく、みんな何処に行ったのだろう。ブナの森も小鳥、動物も、いつ来手もおかしくない雪に備えてじっと備えているように思える。8月からは祠の再建があり佐開コースを何度も往復した。勝原コースを登るのは久しぶり、荒島岳を登るには何といってもこの勝原コースのブナの森を歩くのが一番良い。
前荒島岳を越えると、日陰や道端の所々に雪が残っている。これまで何度か白くなった時のだろう。
日当たりの良い頂上には雪は無く、気温も高く、風もなく、11月下旬とは思えない陽気だった。
頂上に着いたら新しくなった祠に登れたことを感謝し、お参りをする。再建されて本当に良かったと思う。頂上から見下ろすおおの盆地は白い霧に覆われている。この時期、それもめったに見ることの出来ない風景だ。白山もまだら模様に雪化粧している。生憎、北アルプス、乗鞍岳、御岳の山々は雲に遮られて見えなかった。今月登ったからまた来月もという気持ちになる。今月で止めてしまえばと思いつつ止めれない自分の意地にため息が出る。
これから荒島岳も冬山の季節になる、登ろうと計画している方は、十分な計画と装備で登ってください。近年、冬山で死亡遭難事故が発生しています。
9月の荒島岳
新築『祠』 受難
13日の夜に祠の賽銭箱が壊されてお金が無くなっています、という内容のメールを頂き、何時登ろうか考えていた矢先なので確認のため登りました。
ちょっと前に勝原周辺で時間雨量110mmという報道があり、被害の有無も知りたかったので、いつもどおり勝原から登りました。月曜日でしたが駐車場には12台の車があり、天気の良さに誘われたのかと思いました。ゲレンデの登山道に一番被害が出ていたようです。撒かれていた木チップが筋上に抉れ、雨が流れたところは深く掘れ下流には土砂が溜まっていました。ブナの森の登山道に目立った被害は無かったようです。私が着いた時頂上には7、8名の登山者が休んでいましたが、その後も登ってきます。
問題の祠の賽銭箱は無残にも両脇のケヤキの板が壊されて鍵も蝶番も壊されていました。
当然お金は無くなっていたそうです。今回の賽銭箱は総欅づくりで板もかなり厚いもので、道具、工具なしでは壊せなかったと思います。落ちている石で破壊したようなものでないです。確信犯の犯行だと思います。
平穏と安全を祈るために蕨生区の人たちとそれに協力したボランティアのひとの善意を逆なでするような今回の出来事、残念でたまりません。今日は久しぶりにまずまずのパノラマでした。私も近年荒島岳から遠くなりかけ、登山道の荒廃が気掛かりになっています。今日は途中何箇所か道の補修を行いながら下山しました。現在行っている登山道整備の回数を増や事を考え途方がよさそうです。グリーンシーズンの偶数月の第2日曜日とか実施できたらと思いました。
これからしばらく暑かったり寒かったりで衣服の選択が難しい時期です。夏より多めの衣服、お奨めは薄めのダウンジャケット、雨具は必携です。北海道の遭難で低体温症とありましたが、人が寒いと思い始めたら体の中では体温を維持しようとエネルギーを燃やし続けるそうです。寒さは体力が消耗していきます。これからは『早め、こまめ』だそうです。
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