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6月梅雨間近の荒島岳
例年なら梅雨真っ盛りのこの時期だが、今年は小雨、空梅雨になるのだろうか。
ブナも緑を濃くして、新緑の柔らかな色はもう無い。この緑がこれからの夏の強い日差しから登山者を守ってくれる。まさに緑のカーテンの役割りをしてくれる。
標高800m付近のトトロの木のあたりではミズナラの木の枯れている姿が目につきます。変わりにカエデ、もみじ類が近年元気で樹勢を伸ばしています。秋の紅葉が楽しみです。
今年はブナの実が豊作です。前回は2005年でした。その時の実を拾い集めて育てている苗が標高1100mにあります。その苗がここに来て元気になってきました。ブナの成長は遅く4年経てもまだ15〜20cmほどにしか大きくなっていません。50cmほどに成長したら、この荒島岳のブナの森に返す計画です。荒島岳の稜線ではイワカガミ、マイズルソウが花を着けています。頂上付近が花で賑やかになるのはもう少し先のようです。これから梅雨末期にかけてはゲリラ豪雨のような雨に見舞われることがあります。しっかりとした雨具で雨対策、また、突然の雷にも万全の注意を払ってください、お願いいたします。
今は荒島岳のブナの森のいろんな表情を感じ取って貰いたいと思います。
2009,2009、3月、4月、5月まとめて
来週からは早いもので6月、衣替えの時期になってしまいました。春の間も懲りずに毎月登山を続けています。雪山の3月、残雪の4月、山開きの5月、今年の冬、大野盆地は記録的な少ない雪で冬を終えました。荒島岳の積雪も少なかったので、どんなにも春の訪れが早いものかと思いました。しかし、自然は凄いというか偉大です。
桜の咲く時期、トクワカソウの咲いた時期、芽吹きの時期とそれぞれに例年と1週間ほど早かった程度ではなかったでしょうか。唯一、早かったのは頂上に咲
いたカタクリの花でした。
5月3日の山開きには咲いていました。頂上に咲くこのカタクリ、登山者に踏まれてかわいそうでした。3年ほど前に電波反射板が撤去され、その時に県の自然保護課が有識者の意見を聞いてハクサンフウロなどの種を蒔き植生の復元を試み、その旨の看板が有るにもかかわらず、今や登山者の休憩場所になり、思ったような植生の復元には至っていない様に思います。ここ数年で頂上の植生に変化が起こっているように思えます。第一にハクサンフロがめっきり少なくなっているようです。これは今騒がれている温暖化の影響なのか、登山者が踏み荒らすことが原因なのかはわかりませんが、 今年は頂上の植生を観察して報告できたらと考えています。今、荒島岳の頂上では夏の訪れを待ちかねるかの様にキジムシロの黄色の花が鮮やかに咲いています。
これから夏に向かって、暑い日には十分な水分と暑さ対策、梅雨に向かっての雨対策をして登ってください。近年、怖いゲリラ豪雨については荒島岳の勝原道は、谷を渡ることも、土砂崩れの心配も無く安全だと思います。登り始めのゲレンデともちが壁上部の稜線での雷には十分気をつけましょう。
2009,2月
荒島岳遭難報告 2月4日
2月3日に起こった遭難事故に捜索隊の一員として参加しました。
捜索に当たり遭難者の足跡を遭難事故現場までたどりました。そこから今回の遭難がなぜ起こったのか?防ぐことが出来なかったのかを報告します。その事でこの事故から学び今後の教訓になればと思い報告します。
前夜の10時過ぎに愛山会事務局長の脇本氏よりこの時間になっても荒島岳から帰らない登山者が居るので明日捜索に出と欲しいという内容の連絡がありました。
翌朝、7時に勝原登山口に圧の捜索隊と合流することになりました。愛山会からはわれわれ2名が参加することにしました。
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